FC2ブログ


吐息⇔タメイキ

恋愛・結婚生活・病気。 婚外恋愛あり、うつの通院記録あり、不妊治療記録あり。 独り言ばかりのブログ。
--/--/--(--) --:--:--
 
  スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | TB(-) | CM(-) |

2007/06/03(日) 01:55:52
 
  カウンセリング52回目  

6月1日は精神科受診の日。
予約時間を20分ほどしか過ぎてなかったが診察室に入ると先生が
「こんにちは。お待たせしました。(いつも待たせて)ごめんね」
と言ってくれた。
こんな時には大人の女として何か気の利いた返答が出来ればな、
といつも思うけれどやっぱり「いえ…」としか言えなかった。
「何か変わったことはあった?」
「いえ、特には…。
あ、でも相変わらずマイスリーなしだと眠れないです。
普通眠くなる時間になっても全然眠気が来なくて。
何度か飲まない日があったんですけど結局朝まで起きてました」
「それは飲みたくなくて飲まなかったの?」
「飲みたくない訳ではないんですけど、飲まずに眠気が来るんだったら
その方がいいから試しにと思って。でもまったくダメでした。
試しに残ってた5mgを飲んでみたりもしたんですけど…」
「効かなかった?」
「全然…。眠剤飲み始めてもう1年くらい経ちますよね?
そんなに長く飲んでて大丈夫なのかなっていうのと
このままだと止められなくなるんじゃないのかなとか思っちゃって」
「年齢的なことから言うとね、まだいつでも止められるから大丈夫。
マイスリーは長く飲んでも心配ない薬だからそれも大丈夫。
マイスリーは眠剤の中でも効き目がすごくいい薬だから
もしどうしても飲むのを止めたいって言うなら
もっと効き目の弱い別の種類の薬に少しずつ変えていって
身体を馴らしていく方法もあるんだけど…。
飲まないと眠れない状態で急に飲むのを止めても眠れないと思うよ。
どうする?止めたい?違うのにしてみる?」
「今すぐ止めたい訳じゃないんです。
先生が大丈夫って言うなら今のままでいいです」
「うん、分かった。
君が心配になるのも分かるよ。
でもね、多分まだ止める時期としては早いと思うんだ。
眠剤飲んでて止められた人って、大抵は飲み忘れてても寝ちゃってたとか
疲れてそのまま飲まずに寝ちゃったとかっていうことが続いて
気が付いたら飲まなくても眠れるようになってたってパターンが多いんだ。
飲まなきゃ、止めなきゃって意識してるうちはなかなか難しいね。
眠れないのに我慢して飲まずにいても体力的にも辛いだけだしね。
だから今はまだその時期じゃないんだと思うよ」
「そうなんですね…だったらしばらくこのままでいいです。
ただ、ここに通い始めた頃みたいに激しい気分の落ち込みとか
強い不安感とかはなくなったし、以前みたいに
すごく疲れやすいってこともなくなったんで最近は
出来るだけ少しでも毎日外に出るようにしたりしてるんです。
薬のお陰で気分の底上げは確かにされてると自分でも思います。
だから、眠れないのはただの不眠症で本当はうつなんてもう治ってて
仕事が辛いとか続かないとかいうのはただの甘えか怠け癖なのかもって
思ったりもするんです」
「それはね…」
先生は思案顔でカルテをめくりながら言った。
「治療の目標がどこにあるのかが問題になってくると思うんだ。
家でゆっくり過ごせるようになっただけで十分って人なら
今の君の状態でも治ったって言うことは出来る。
でも君の場合はそうじゃないと思うんだ。
仕事がしたい、もっと生活の質を改善したいって希望があるよね?
それに君にはまだまだたくさん引っ掛かってる問題が残ってるし。
君が気分の底上げを自覚出来てるのなら確かに良くはなってると思う。
でもまだそれらの問題が解消されてないし、実際不眠は続いてる。
薬が効いてて気分的には良くなってはいるけど
それでうつが治ったとはまだ言えないと思うんだよね」
「確かに、仕事をすることが苦痛に感じなくなって
昔みたいに仕事をしてるのが当たり前の生活に戻りたいです。
夜になったら自然に眠くなって、朝ちゃんと起きれてっていう
普通の生活が普通に出来るようになりたいんです。
昔出来たことが今出来ないってことが一番辛いです…」
先生はうん、うんと頷きながら聞いていた。
「焦らなくていいからね。時期が来たらちゃんと薬も止められる。
だから今はこのままで行きましょう」
力強い先生のその言葉を信じるしかない。
…信じられる、先生がそう言うのなら。

「先生ね、来週いないんだ。だから次は2週間後にしとこうね」
そう言いながら予約表に手を伸ばす先生を見ながら
私はふと思い出したことを話してみた。
「そう言えば、この前ちょっとだけ嬉しいことがありました」
「ほう、どんな?」
「火曜日の夜、旦那が『明日仕事入っちゃった』って言ったんです。
だから『仕事あって良かったんじゃないの?』って言ったら
『最初は仕事ないって言われたから
それならどっか出掛けようかなって思ったからさ…』
って言ってくれたんです。
結局仕事が回ってきたし水曜は雨だったから出掛けなくて正解でしたけど」
私の話を聞いて先生はいたずらっぽく「ほらね」と笑った。
「旦那さん、君の事ちゃんと考えてくれてるじゃない。
GWの時のこと、気にしてくれてたんだよ。
僕は旦那さん優しい人だと思うけどなぁ」
「確かに優しいです。だけど…」
「少し頼りない?」
私が言うより先に先生が私の顔を覗き込みながら笑って言った。
私も苦笑いしながら言った。
「優しいのと優柔不断なのは紙一重ですね」
「優しくて頼り甲斐がある、なんてマンガみたいには
そうそう上手くはいかないものだよ」
予約表を私に手渡して立ち上がりながら先生は
思い切りくだけた感じで笑った。
私もつられて「そうですよね~」と思わず笑ってしまった。

以前にも私が眠剤への不安を訴えた時、先生は言った。
『そのうち絶対量は減るから大丈夫だよ』と。
そして本当にロヒプノールなしでも眠れるようになった。
だから、今飲んでいる薬だって徐々に減って
いつかはきっと元に戻れる。きっと治る。
信じていいですよね?先生。

今回も前回同様の処方。
トレドミン、ミオナール、セルシン、マイスリー。
スポンサーサイト
うつとカウンセリング | TB(-) | CM(-) |

HOME
Copyright © 2018 吐息⇔タメイキ, All rights reserved.
  
Template by odaikomachi
Phot by A.SLASH-Natural Breeze-My new history・・・ N O I O N ・・・
Icon by Mariのいろえんぴつ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。