吐息⇔タメイキ

恋愛・結婚生活・病気。 婚外恋愛あり、うつの通院記録あり、不妊治療記録あり。 独り言ばかりのブログ。
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2007/05/13(日) 01:43:48
 
  カウンセリング49回目  

11日は精神科へ。
診察室の椅子に腰掛けるとまずは雑談から始まった。
「ゴールデンウィークはどうしてたの?」
「特にどこかに出掛けたってことはないですけど
ほとんど毎日のように外出してました。
て言っても旦那の仕事が終わってからなんで夕方からばっかりですけど」
「旦那さん連休中も仕事してたんだ」
「毎日ではないですけどほとんどしてましたね。
結構仕事はあってみたいです」
「そうなんだ。
で、君の方は?君もバイトしようかとか言ってたけど」
そう訊かれて私はちょっと口ごもってしまった。
「結局しませんでした…。
『する気はある』『やるつもりだ』って言っておいて
結局口だけになってしまったんでこれからは『やるつもり』じゃなくて
『やることに決めた』ら先生に話すようにします」
私は行動を起こせない自分に対して自己嫌悪と引け目を感じていた。
だから口だけだの人間だと思われたくなくてそう言った。
「・・・・・そっか」
先生はちょっと困惑したような口調でそう応えた。
今考えると『これからは先生に相談しないつもりだ』
とも取れる言い方だったかもしれない。
先生がどう思ったかは分からないけどもしそうなら
悪いことを言ってしまった。

「体調の方はどう?」
「紹介して頂いたクリニックでもらった片頭痛の予防薬が効いてるようで
一昨日までは痛み止めを飲むほどの頭痛は起きてないです。
ただ昨日から今日にかけてはちょっとひどい痛みが続いてて
2回ほど痛み止め飲みましたけど」
「そっか、それならよかったね」
「はい。あと、あれからずっとマイスリーだけで眠れてます。
たまに早朝目が覚めたり眠りが浅い時もありますけど
もうロヒプノールなしでも大丈夫かなって」
「ならマイスリーだけにしようか」
「はい。
この前薬の整理してたらロヒプノールが6シート以上残ってたんで
もし眠れなくなったらそれ飲みます」
「6シート…60錠以上あるね」
「そうですね」

『全部いっぺんに飲んだりしないから大丈夫ですよ』

そう言おうかと思ったが止めた。
余計なことを言うと私にそういう意識があると思われかねない。
「風邪の方はどう?」
「風邪自体はひどくならなかったんですけど
喉がずっと痛くて痰が絡んだり声が擦れたりが続いてます」
「風邪の後遺症かなぁ。痰除去の薬でも出しておこうか?」
「それって喉が渇いたりしませんか?
「普段喉とか鼻の薬ってとんど飲まないんで
口の渇きとかの副作用の方が症状自体よりも辛いんです」」
「そんなことはないと思うけどね。もちろん無理には出さないけど」
「どうしようもないほどではないんでいいです」
「うん、分かった。
ところで最近は気分の方はどう?」
「特に変化はないです。昔みたいに考え込んだり沈んだり
何もやる気が起きないってこともほとんどないです」
本当は感情が湧かなくなったのだと言いたかった。
でも言えなかった。
最近は先生に訊きたいことがたくさん増えているくせに
自分のことを話すことにためらいを感じてしまうのだ。
先生は連休中にどこかに行ったのかという質問も出来なかった。
血圧計を買ったこともなんとなく話さずに終わってしまった。

特に話すことがなければ雑談をしてもいいのかもしれない。
旦那とのことをもっと話して主治医としてのアドバイスを
もらうのが本来の治療なのかもしれない。
けれどそれが気軽に出来ない空気を私は感じてしまうのだ。
私の後にもたくさんの患者が順番を待っている。
私よりももっと深刻な悩みを抱えた人たちがたくさん待っている。
そしてちょっとせっかちな先生は会話を交わしながら
次の予約日時を記入する用紙に手を伸ばす。
その仕草を見ると『君の時間は終わりだよ』と言われているようで
まだ話したいことがあっても適当に話を合わせて終わりにしてしまう。
それ以上に、今まで散々恥ずかしい悩みを話してきたくせに
今頃になってこれ以上自分の恥を見せたくない、という思いもあった。
こんなんじゃ治療にならない、それは分かっているけれど。

「じゃまた来週にしとこうね」
以前は調子がいい時は1週おきだったのに、最近はずっと
私に確認することもなく毎週の診察になっている。
治療に対して文句も言わない、注文もつけない、
先生を質問攻めにしたりもしない。
毎週きちんと通院してくるお利口なカモの一人なんだろう、私は。
それならそれでいいけど。
次回の予約日時は毎回先生が手書きで用紙に記入して渡してくれる。
時間を記入しながら先生が「いつも17時だったっけ?」
と訊いてきた。
「前は16時でしたけど…」
「そうだったよね。じゃ次は16時にしとこうか」
そう言いながら時刻を書き直して「ごめん。(自分の)字汚い」と
照れ笑いしながらそれを私に差し出した。
私にはいつもと同じ数字にしか見えなかったけど
先生がそんな他愛もないことを言ってくれたことが嬉しかった。
なんだかんだ言ってもやっぱり先生の笑顔は素敵だ。
先生の『医師』ではない素の笑顔が私にも笑顔を分けてくれた。

処方はトレドミン、ミオナール、セルシン、マイスリー。
今回からロヒプノールはなし。
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